さよなら、再見、またいつか。

これが、これが僕の生きる場所だよ!北京の生活や、日本のサブカルチャーについて。

初めての国慶節(10/1-8)

仕事にかまけて全く更新ができていなかったけど、国慶節で時間を作ることができたので、ゆったりと再開をする。初めての国慶節は、中国を出ることができなかったので、北京市内や近郊を散策したり、溜まっていたテレビ番組や映画を見て過ごす。

初日は、テニスをして、火鍋を食べて、シミュレーションゴルフをして過ごす。人生で3度めのゴルフは難しく、止まってるボールを打つなんて繊細で自分と向き合わなければいけないようなスポーツは、ことごとく僕には向いていない気がした。

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 2日目は、胡同をウロウロしようと南鑼鼓巷方面に出かける。休み中だけあって、メインのストリートは人だらけで、まともに歩けなかったので、裏道ばかりを散策。適当に歩いて辿り着いた新疆料理のレストランで早めに昼食を取る。羊肉は少しなら美味しいのだけど、たくさん食べてると香りに負けて途中からしんどくなってしまう。相席になったドイツ人の男性と村上春樹の話をしたら、改めて読み直したくなって、この日から初期の鼠3部作を数年ぶりに読み返す。昼食後は、その男性に教えてもらった雍和宮を見学に行く。チベット仏教もまた全然違って面白そうだから、しっかりと勉強をして、中国にいる間にチベットも訪ねてみたい。中学か高校の頃に見たブラピの「セブン・イヤーズ・イン・チベット」は、ミミズを殺せないというシーンしか覚えていないので、探して見直そう。

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3日目は、三里屯界隈をウロウロ。昨日の雍和宮の近くのトイレは、未だに「ニーハオトイレ」 だったのに、この周辺は普通にオシャレで、北京は新旧が入り乱れた不思議な街だなと改めて痛感する。誰も彼もが似通った服装をしていて、どこのトイレも問題なくきれいなフラットな日本で育った僕達は余計にそう感じてしまうんだろうな。夕食は無性にピザが食べたくなったので、BOTTEGAに行って、さくっとビールとピザを取る。注文したギネスビールは、酸っぱい変な味になってしまっていたのでIPAに変えてもらったら普通に美味しかった。

 

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4日目は少し足を伸ばして、天津まで。天津は川沿いの西洋風の建物がキレイだったけど、僕は街中の路地裏の方が好きだった。天津の路地裏は、北京のような格式・重厚感がなく、明るく爽やかで小ざっぱりとしていて、のんびりできた。

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5日目は家でご飯(サラダとパスタ)を作ったり、久しぶりにジムに行って過ごす。夜に見た「世界から猫が消えたなら」は、よく分からなかった。時計のチャプターは間違ってスキップしたんじゃないかと思うぐらい不思議な演出で、ちょっと置いてけぼりを食らってしまった。キングオブコントもやっと追いついた。賛否両論あるが、にゃんこスターはいいと思う。悔しいけど笑ってしまう。ゾフィーの評価が強烈に低かったけど、僕はものすごく好きだった。中学生にとっての母親の価値は、正直、あんなものなんだと思う。少なくとも僕はそうだった。かまいたちの話す関西弁は少し違和感があるんだけど、彼らは、どこの出身なんだろうか。あのイントネーションが、どうしても気になって集中しきれない…。(気になって調べたら島根県出身だった。微妙な関西弁を使うぐらいなら、標準語でやるか、どんななのか知らないけど島根弁でやってくれたらいいのにな。それとも、関西を拠点に仕事をしていくためには、関西弁にならざるを得なかったのかな。)

6日目も家の近所をダラダラ。コーヒー豆がなくなってきたので、家の近くに調達に。初めて買ったけどHey Coffeeのコロンビアは、酸が程よくきいていて、すごく美味しかった。日本でいっぱい豆を買ってきていたけど、この味の豆がこっちでも買えるなら全く問題なかった。夕方からはサウナに入りながら、鼠3部作の最後の「羊をめぐる冒険」を読みきった。サウナが強烈に熱くて苦しかったけど、面白くて途中でやめられなくて、脱水症状になりそうになった。夜は近所の火鍋屋さん林记顺合潮汕牛肉火锅で、少しだけビールと鍋をつまむつもりだったのに、ついつい食べすぎて、死ぬほど満腹になる。苦しい。

あー、今日で休みが終わりだなんて信じられない。このままずっとのんびりしてたい。