さよなら、再見、またいつか。

これが、これが僕の生きる場所だよ!北京の生活や、日本のサブカルチャーについて。

国慶節明けの1週間(10/9-15)

■10月9日 月曜日
国慶節が明けて仕事が始まってしまった。そして、いきなり、フルスロットルでいろんな仕事が動く。参った。
 
■10月10日 火曜日
普通に仕事。忙しい。SWITCHインタビュー 達人達 神田松之丞×いとうせいこうの回を見る。神田松之丞が講談をする下りが少しだけ映されたけど、えぐかった。めちゃくちゃいいと評判聞いていたのに、東京にいる間に聞きに行けなかったことを後悔する。
 
■10月11日 水曜日
普通に仕事。夜中に家に帰って少しテレビを見る。「超入門!落語 THE MOVIE」くしゃみ講釈の回を見る。桂文珍の声と波岡一喜の声質・話し方が似ていて、すごくしっくり来ていた。絶妙のキャスティング。

 
■10月12日 木曜日

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仕事。家に帰ってからは、「Youは何しに日本へ」で時計職人を目指してフランスから出てきた人の回を見る。何もかもが無計画で、何もかもがうまくいかない姿が可愛らしくて仕方がなかったし、そんな姿に勇気がもらえた。彼を無計画なバカだと批判できる人はたくさんいるだろうが、彼のように、行動をできる人間はそういないだろう。人生、大体、何とかなる。今の仕事が嫌になったら、あんまり固執せず、さくっとやめて、自分のしたいことをしようと思う。
 
■10月14日 土曜日

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家でご飯。オーブンがあると料理の幅が広がる。今の家を出たら、この先、オーブンが付いている家に住む気がしないから、今のうちに、オーブン生活を満喫しておこうと思う。

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Netflixで「Tokyo Idol」という日本のアイドルカルチャーを扱ったドキュメンタリーを見る。柊木りおと彼女の熱狂的ファンであるコージさんを中心に構成されていた。僕も、アイドル音楽は好きだし、何かを追いかけている人の姿を見るのは好きなのだけども、この主人公たる柊木りおと、それ追いかける彼には、あまり共感ができなかった。彼は仕事を辞めて全ての生活を柊木りおに捧げている。彼が仕事をやめること、人の目を気にせずに、アイドルを応援すること自体を否定しようとは思わないが、どうも過剰なまでの自己肯定感が気になって仕方がない。自分が熱狂しているライブ中の映像を見て、自分の姿を恥ずかしいと思うのではなく「ここまで夢中になれる自分っていいですよね。」「他の人は、ここまで夢中になれることはないですよね」と言ってしまう感性が受け入れにくい。照れながらも「つい彼女を見ているとこうなっちゃうんですよね」とハニカミながら語っていたら、僕は、彼をバカだけど可愛らしい人だなと思えたんだろうな。
また、ここに出てくるアイドルの異常なまでにお願いをしている姿や、感謝をしている姿も、プロとしてどうなんだと思えて、あまり好きになれなかった。プロなら、しっかりとパフォーマンスで見せて「投票してもらえて当然」ぐらいのスタンスで臨んで欲しい。そして、きちんとファンからの思いが届いた時に、やっと感謝をするぐらいがいいと思う。イチローの話し方は鼻につくことが多いけど、やっぱり、「応援をよろしくお願いします。とは言いません」というプロの姿勢はかっこいいと思う。時代が何でもかんでも、親近感を重視するようになっているけれど、アイドルやスターには、僕らが手に届かないような風を纏っていて欲しい。
 
■10月14日 日曜

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仕事か終わらず、丸一日の休日勤務になってしまった。「3月のライオン」を2話だけ見れたのがせめてもの救い。零くんみたいな、孤独を耐えるスキルを身につけたい。