さよなら、再見、またいつか。

これが、これが僕の生きる場所だよ!北京の生活や、日本のサブカルチャーについて。

体調不良な1週間(10/16-21)

■10月16日 月曜日

水曜日のダウンタウン に対する画像結果

昨日から何もしていないのに脚が疲れるなと思っていたら、午後にかけて段々と体調が悪くなってきてしまった。また風邪か。北京に来てから環境や仕事になれないせいか、1ヶ月に1度は体調を崩しているように思う。早めに帰宅して、各所で話題になっていた「水曜日のダウンタウン」の安田大サーカス クロちゃんの回を見る。衝撃的過ぎた。気持ちの悪いクロちゃんと、可愛らしい三四郎 小宮の対比が象徴的だった。一度だけでは我慢できず、この日だけで3度も見直してしまった。そして、この1週間で7回近く見直してしまった。それぐらいすごかった。

 

■10月17日 火曜日

まだ体調が悪い。ちょっと体調が悪い日は余分な体力がない分、仕事に集中できる。この日も早めに仕事を終えて、家で第2シーズンに間に合うように「3月のライオン」を一気に見まくる。零くんと高橋くんが逃げないために高校に入り直した下りを話していて、(アニメだけど)この2人の年下の男の子たちはすごいなと思って尊敬してしまった。

 

■10月18日 水曜日

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体調が少しずつ戻ってきた。こっちでの体調不良、頻度は多いが、回復は早い。家に帰ってからは、町田康が激賞していた山下澄人「鳥の会議」を読む。

三人はゲームセンターで、ぼくの目をはいていたサンダルのかかとで叩いた、そのときは名前を知らなかった足の悪い竹内を見つけた。

みたいな不思議な修飾語の連鎖や、

三上が「篠田がまさしらにフクロにされて、つっかけでどつかれたらしいで」といった。「つっかけで?」神永が言った。「ああ」「まさしに?」「ちゃう。名前知らんけど、ちんばのやつ」「つっかれでどないしてどつかれんねん」「ヒールで」「ビール?」「ヒール」「ヒールて何?」「かかと」長田だ。「かかと?つっかけの?」「そうや」「かかと?」「あるやん。こんな、ヤンキーの女のはく、やつ」「女にどつかれたんか」「ちゃうやん。男や。そのちんば、女もんのつっかけはいとんねん」「何で」「知らん」「篠田は」

みたいに誰のセリフかわからないほどの言葉の連鎖が引っかかるなと思いながらも読み進めていたら、途中からグイグイ引き込まれて、小学校時代の悪さばっかりしてた友達と自分の物語みたいな不思議な感覚になってた。あの時のアホな友達みんな何してんねやろか。

 

■10月19日 木曜日

打ち合わせでボコボコにされる。家に帰って3月のライオンで癒される。

 

■10月20日 金曜日

この日は打ち合わせがものすごくスムーズに進む。夜は送別会で、好運街の寿司を食う。大人数の表面的な話はどうも苦手で早く家に帰ってアニメの続きを見たかった。

 

■10月21日 土曜日

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中国語の授業の後は近所のショッピングモールに行き、海老の水餃子を食べる。その後は、貢茶でミルクティーを買って、映画館に行き、マシュー・ヴォーン「キングスマン:ゴールデン・サークル」を4Dで見る。中国の4Dは椅子がめっちゃ動いたり、まあまあな勢いで背中を殴られたり、あまり映画に集中できる環境ではなかったけど自由な中国人と一緒に映画を見るのは気楽で楽しかった。日本より3ヶ月近く早く見られるのと、料金も半額ぐらいで見られるのは、めっちゃ良かった。作品自体はある程度のクオリティは担保しているものの、キック・アスキングスマン1に比べると物足りなかった。テンポのいいアクションシーンも良かったけど、ちょっとさっぱりしすぎていた。ホット・ファズのラストぐらい、しっかりとアクションを見せてほしかった。主人公2人の魅力もそんなに感じられなかったし、好きになれる脇役がいなかったのも残念。MI5:ローグ・ネーションのベンジーの子犬のような目がまた見たくなる。(どっちもサイモン・ペッグだ。) その後はジムに行って、サウナで整えて家でのんびり。近所のスーパーでジンファンデルのワインを買って、ゆっくり飲みながら金属バットの漫才を見て、ニヤニヤ笑う。ええ感じ。

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